今回は「自分勝手で子供みたいな人」について、お話をしたいと思います。
私が人に対して、イラッとしていたのは、自分勝手で、自分の事しか考えていない人を見たりすると、特に腹が立っていましたね。
大なり小なり、私自身も自分の事を考えているのは間違いないですが、自分が大事ですから、ただあまりにもバランス的に
周りの人に迷惑をかけても一向に気にしないというような行動はかなり怒りを覚えていました。
これについて、スピリチュアルライフコーチを受講している際に見えてきたのは
「父親」が、もう自分勝手で子供みたいな人で、そのことに対して、私は怒っているんだなと言うのが見えてきたんですね。
たしか、小学校2年生ぐらいの時に、外食をするような家庭ではなかったのですが、家族4人揃って、今でいうところのファミリーレストランのようなところに外食することになったんですね。
今みたいにファミレスも全然なかったですから40年前ぐらいですね。
めちゃくちゃ楽しみにしていました。いつもとにかく暗い家庭でしたから。
両親と兄と私、ハンバーグを頼んで食べたと思います。
みんな食べている中で、父親だけ早いこと食べるんです。そして食べ終わって、なんだかイライラしてきているんですね。
まだ母と兄と私は食べているのに、「もう帰る!」と言って、一人だけ出ていくみたいな、自分勝手で子供みたいな父親。びっくりしました!
その当時は子供ながらになんか悲しくなるというか、なんでいっつもこんな感じなんだろうって、いつも思ってましたね!
この出来事は40年以上たった今でも、非常に残念な出来事として覚えています。
こうしたことがあって、父親のような人を見るとイライラするのは、「ここか!」と思いました。
こんな出来事から、今の自分の反応が出てきているんだなと。少なからず、人は幼少期に心の傷を負っていることが多く、ずいぶん時間が経過しているにも関わらず、私たちの精神や意識に多く影響していることがあります。
その出来事を違った視点から見ることが出来たとき、自分の中で軽くなり、穏やかになったと思います。
今では、自分勝手で子供な人を見ても、あまりイライラしなくなりました。
そういった心の痛みのリリース、インナーチャイルドも癒されるようなことがあり、本来の自分を取り戻しています。